鉄道写真館

新幹線

形式別車両紹介

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新幹線路線紹介

東海道・山陽・九州新幹線路線図 クリックで拡大します。



・東海道新幹線
1964年に開業した、日本最初の新幹線です。東京〜新大阪間を最速2.5時間で結びます。JR東海が運行しています。
東京、名古屋、大阪の三大都市圏を結ぶため、ビジネスユースの需要が高く、全ての列車が16両編成で運転されます。2008年3月のダイヤ改正で、全列車が品川・新横浜に停車することとなり、京急沿線および神奈川県央部からの利便性が向上しました。
愛称は主力列車で主要駅のみ停車する「のぞみ」、主要駅と一部駅に停車する「ひかり」、各駅停車の「こだま」で、「のぞみ」の本数が多く設定されています。


・山陽新幹線
1972年に開業した、新大阪〜博多間を結ぶ新幹線です。全線開業は1975年で、JR西日本が運行します。新大阪〜博多間を約2.5時間で結びます。東海道新幹線・九州新幹線と直通運転を行っており、「のぞみ」が毎時1本程度東京〜博多間を5時間で、「みずほ」が新大阪〜鹿児島中央感を最速3.75時間で結んでいます。
線形がよく高速運転に向いているため、300km/h運転を実施しています。


・九州新幹線
2011年に全線開業した新幹線で、博多〜鹿児島中央間を最速1時間17分ほどで結びます。JR九州が運行しており、山陽新幹線に乗り入れ、大阪〜鹿児島中央間は最速3時間45分で運行されています。
新大阪〜鹿児島中央間を結ぶ最速列車の「みずほ」、山陽新幹線の「ひかりレールスター」を統合した形の速達列車「さくら」、九州新幹線内のみ運行の各駅停車「つばめ」が運行されており、山陽新幹線直通列車にはN700系が、九州新幹線内の列車には800系が使用されています。



東北・山形・秋田新幹線路線図 クリックで拡大します。


・東北新幹線
1982年に開業した新幹線で、開業当初は大宮までの開業でした。東京延伸は1991年で、上野駅は地下駅となっています。現在は東京〜八戸間を約3時間で結びますが、最終的には新青森まで延伸される予定です。
JR東日本が運行する新幹線の中では利用客が多く、山形新幹線や秋田新幹線の列車と併結する列車が設定されています。
愛称は東京〜八戸間を結ぶ最速列車の「はやて」、東京〜仙台・盛岡間を結ぶ「やまびこ」、各駅停車で東京〜那須塩原・郡山間を結ぶ「なすの」の3つのほか、秋田新幹線「こまち」や山形新幹線「つばさ」も運転されています。
沿線の宅地化の影響で、栃木県からの通勤需要があり、新幹線のSuica定期券が発売されています。通勤ラッシュに対応したオール2階建て新幹線が運転されています。また、寒い地域を走るため、防寒耐雪設備が徹底されています。



・山形新幹線
1992年に開業した、日本初のミニ新幹線です。福島〜新庄間を結ぶ、在来線の線路改良によって開業した新幹線で、車両の規格は在来線車両の大きさで設計されています。最高速度は130km/hで、当然踏切も設置されています。
愛称は「つばさ」で、東京〜福島間は「やまびこ」と併結運転を行います。


・秋田新幹線
山形新幹線に次ぐミニ新幹線で、1997年に開業しました。東京〜秋田間を約4時間で結びます。
盛岡〜大曲間は田沢湖線、大曲〜秋田間は奥羽本線の線路を走行します。田沢湖線区間は新幹線とは思えない山岳地帯を走行します。
愛称は「こまち」で、列車により停車駅が異なります。


上越・長野新幹線路線図 クリックで拡大します。



・上越新幹線
東北新幹線同様、1982年に開業した新幹線で、東京〜新潟間を結びます。東京〜大宮間は東北新幹線に乗り入れています。当初の計画では起点駅は新宿でしたが、現在までに完成していません。高崎で長野新幹線と分岐します。
豪雪地帯を走るため、耐雪設備が徹底されており、スプリンクラーなどが設置されています。高崎、熊谷などからの通勤需要もあり、東北新幹線同様、オール2階建て新幹線が運転されています。
愛称は新潟発着の速達列車「とき」と、越後湯沢発着の各駅停車「たにがわ」の2つで、東京〜高崎間では長野新幹線「あさま」も運転されています。


・長野新幹線
北陸新幹線の暫定開業として1997年に開業した新幹線です。旅客案内上「長野新幹線」と呼ばれています。
東京〜長野間を約1.5時間で結びます。東京〜大宮間は東北新幹線、大宮〜高崎間は上越新幹線の線路を走行し、長野新幹線としての区間は高崎〜長野間です。途中に急勾配があるため、高出力の車両が使用されています。
愛称は「あさま」で、列車により停車駅が異なります。