都営浅草線5300形   
都営浅草線の開業以来活躍してきた5000形の後継として1991年から導入されました。
都営地下鉄の車両としては最初で最後となるアルミ車体を採用。前面は大きく傾斜をつけ、左右非対称に非常扉を配置。乗務員室のスペースを広く取ったため、都営1号線乗り入れ車両の特徴である乗務員室直後の座席は廃止されました。
また、冷房装置を採用し他社線や乗客に対するサービスを向上しています。
制御装置はGTO素子のVVVF制御、主電動機は165kwですが、モーターの騒音が激しく、起動時と停止直前に大きな爆音が鳴ります。またWN継手を採用しているため惰性走行時に不快な振動があります。このため、乗客からの評判はあまり良くないようです。
車内はロングシート配置で、ドア上の鴨居部にLED表示装置が千鳥配置で設置されています。路線図マップは当初地図式のものが設置されていましたが1998年の京急羽田開業で廃止され、それ以来紙の路線図が設置されています。また、都営線内のみ自動放送が使用されますが、文節間の間隔が開きすぎた放送となっています。

8両編成が27本、計216両が都営浅草線をはじめとし、京急線、京成線、北総線へと幅広い運用に入ります。
 
 
運転台。一部編成でモニタ装置がカラー液晶に。 車内。浅草の下町をイメージしたという
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LED案内表示装置。京急線では種別・行先のみが一定間隔で流れる 5301F
5302F 5303F
5304F 5305F
5306F 5307F
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5308F 5309F
5310F 5311F
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5312F 5313F
5314F。ここまでの編成はスカートが短い 5315F。ここからスカートが長くなったほか、モーター音が高くなった
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5316F 5317F
5318F 5319F
5320F 5321F
5322F 5323F
5324F 5325F
5326F 5327F。モーター出力を強化し、120km/h対応に