○都営新宿線10−300形 |
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10-000形初期車置き換えのため、2005年5月に登場した車両です。
都営新宿線では、ATCが誘導障害を起こす関係でVVVF制御を使用した車両の乗り入れができませんでしたが、2005年5月のATCシステム更新により、誘導障害が解消されたためVVVFの車両の乗り入れが可能になりました。
基本設計はJRE231系をベースとしているため、内装や制御装置、車体構造がそのまま流用されています。E231系との相違点は、建築限界の狭い地下鉄を走るため狭幅車体であることと、前面デザインが都営独自のデザインであることです。
また、車内LED情報表示装置や自動放送装置が装備されています。
10-300形の登場に先立ち、10-000形の先頭車のみを置き換えた10-300R形が2004年12月に登場しました。10-300形と異なり、ドアエンジンが空気式で、自動放送装置は搭載していません。
置き換え対象がセミステンレス車体の10-000形1・2次車に限られているため、2006年度で製造が打ち切られます。 |
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客室。座席の袖仕切りのデザインがE231系と異なるほかは基本的にE231系と同じ。 |
座席。表皮は都営独自のデザインだが、E231系と同じ硬いタイプの座席を導入。 |
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乗務員室と客室の仕切りは手すりの位置など、E231系と微妙に異なる。 |
LED情報表示装置。E231系や209系と同じタイプなので、一度に表示できる情報量が少ない。 |
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行先表示。E231系とまったく同じ。 |
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