小田急電鉄3000形   
小田急最新の形式です。コストダウンを前面に押し出しています。
前面デザインは通勤電車としては久々の非貫通で、窓周りを黒く塗装し、登場時には青帯の面積が広いものでした。しかしJR209系と酷似していたため、現在は青帯の面積を狭くしています。
初期に製造された車両と、現在製造されている車両では、車体、車内設備がまったく異なります。
1次車は、戸袋窓があるほか、1.6mのワイドドアが採用されています。2次車以降はドアが私鉄標準の1.3mとなり、窓がE231系と同一の形状となりました。4次車からは車内表示装置がLEDから液晶に、7次車からは行先表示機にフルカラーLEDを採用しています。
また、自動放送を初めて採用したほか、運転台のワンハンドルマスコンも小田急初の装備です。最新鋭の装備を備えた車両ですが、ブレーキ読み替え装置を装備しているため従来車との連結が可能で、5000形などとの連結が見られます。
 
製造期間 2002年〜 制御装置 IGBT-VVVF制御(三菱製)
編成数 現在も製造中 モータ出力 180kw(交流モーター)