小田急電鉄1000形   
9000形に代わる地下鉄直通対応車で、VVVF制御を採用しています。1988年に営業運転を開始しました。
地下鉄乗り入れ用と小田急線専用の車両では設備に違いがあり、ワイドドア車の有無、千代田線ATCの有無などがあります。
1990年に千代田線直通の9000形を全て置き換えた後も増備が続けられ、1991年にはワイドドア車が登場しました。これは側面のドアをワイド化し、ラッシュ時間帯における乗降時間の短縮を狙ったものでしたが、効果が得られず、座席数が少ないことから現在はドアの開閉幅を狭くし、座席を増設しています。
196両が製造され、千代田線直通のみならず、小田急線の主力として使用されています。
 
製造期間 1987年〜1993年 制御装置 GTO-VVVF制御(三菱製)
編成数 196両 モータ出力 180kw(交流モーター)
他社線運用区間 東京メトロ千代田線