京王電鉄6000系 |
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輸送力増強のため、京王初の20m級車体で登場しました。製造期間が非常に長く、およそ20年近く製造された、息の長い車両です。304両が製造されました。
車両の大型化のほかに、側面窓が一段下降式に、界磁チョッパ制御、ワンハンドルマスコンの採用など当時最新の技術を惜しみなく投入しています。
1978年に都営新宿線が開業し、京王線は新宿線の乗り入れを開始しました。新宿線ATCの誘導障害の問題で、VVVF車の乗り入れができなかったことから、2006年3月まで新宿線直通列車は6000系のみが使用されてきました。現在はATCが改良され、9000系の乗り入れができるようになったことから6000系は運用から撤退する予定です。
1991年には5扉車が登場しましたが、使い勝手が悪いため4扉に改造されました。
9000系の登場で、初期の車両が廃車となっています。
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製造期間 |
1972年〜1991年 |
制御装置 |
界磁チョッパ制御 |
編成数 |
200両 |
モータ出力 |
150kw |
他社線乗り入れ区間 |
都営新宿線 |
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