京浜急行新1000形   
1000形、700形を置き換えるため2002年に登場した車両です。車体材質は、アルミ車体とステンレス車体の2種類があります。
アルミ車は2100形をベースとした3扉ロングシート車で、車端部にはクロスシートが配置されています。制御装置は2100形と同じくドイツ・ジーメンス製のVVVFインバーター制御装置、モータを採用し、1〜3次車は起動時に音階を奏でます。2004年度製造の4次車からはVVVF制御装置が変更されたため、音階は奏でません。
2007年に登場したステンレス車はE231系をベースとしたもので、前面スタイルはアルミ車に似せて作られているものの、車体構造や制御装置などはまったくの別物です。
このように、この形式は製造年次によって仕様が大幅に異なるのが特徴です。製造年次による違いは別表にまとめています。
 
製造年次による仕様の相違点
側窓 VVVF制御装置 行先表示装置 MT比
1・2次車 2枚グリーンガラス GTO-VVVF
モーター出力190kW
黒幕(4連は白幕) 1:1
3次車 1枚濃色ガラス 白幕
4次車 IGBT-VVVF
モーター出力125kW
3:1
5次車・6次車 カラーLED・白色LED
ステンレス車 2枚グリーンガラス IGBT-VVVF(三菱製)
モーター出力155kW
1次車 1001編成 2次車 1009編成 1017編成 1401編成 1405編成
3次車 1025編成 1033編成 1409編成 1413編成 4次車 1041編成 1048編成 1417編成 1421編成
5次車 1057編成 1425編成 1429編成 1433編成 1437編成 6次車 1065編成 1441編成 1445編成 1073編成
 
製造期間 2002年〜
編成数
<2006年12月現在>
8連:10編成
4連:12編成
他社線乗り入れ区間 都営浅草線・京成線・北総線
 
1001編成 1009編成
1017編成 1025編成
1033編成 1041編成
1049編成 1057編成
1065編成 1073編成。ステンレス車体で実質別形式
1401編成 1405編成
1409編成 1413編成
1417編成 1421編成
1425編成 1429編成
1433編成 1437編成
写真準備中
しばらくお待ちください
1441編成 1445編成