京浜急行800形  
 1978年に登場した1000形に代わる新たな通勤車両です。
前面デザインや広幅白帯(後に2000形の登場により一般の塗りわけに)など、従来の京急のイメージを一新しましたが、一灯式前照灯、片開きドアなど、京急の伝統はしっかりおさえています。
車体は700形に次ぐ4ドア、京急初の界磁チョッパ制御、日本初の右手操作ワンマスコンハンドルを採用しました。
3両編成での製造が続けられましたが、最後の2編成が6両固定に、811-1編成からも中間車を新造して6両編成となりました。
801〜810編成は空港線ローカル運用に使用されたため長い間3両編成でしたが、現在2編成を連結、編成中間の運転台を撤去してして6両固定編成となりました。
なお、1979年のローレル賞を受賞しています。
 
 
製造期間 1978年〜1982年 制御装置 界磁チョッパ制御
編成数 6連:22編成 モータ出力 100kW

 
801-1F。熱反射ガラスのため窓が黒い 803-1F。現在は白幕
805-1F。 807-1F。
809-1F 811-1F。この編成から6両固定に
812-1F。 813-1F
814-1F 815-1F
816-1F 817-1F
818-1F 819-1F
820-1F 821-F
822-1F 823-1F。現在は白幕
824-1F。本来普通用の車両だが、優等運用もある。 825-1F
826-1F 827-1F