京浜急行600形   
1000形を置き換えるために1994年に登場しました。
前面デザインは従来の京急の車両のデザインから一新し、アンチクライマーが廃され、前照灯が上部に移動、ワイパーカバーが取り付けられました。
車内は地下鉄乗り入れ形式ながら可動式クロスシートになっています。このシートは混雑時、閑散時に応じてシートの増減ができるもので、一般公募により「ツイングルシート」と呼ばれましたが、使い勝手が悪かったのか、あまり使用されず、1996年登場の4次車からは一般的なクロスシートに戻りました。
さらに、ラッシュ時の混雑が激しく、乗客から不評だったため3編成が2005年からはロングシートに改造されています。ほかの編成も1500形の更新の合間に改造される予定です。
性能は1〜3次車は1500形1700番台と同じですが、1996年登場の4次車はモーター出力の増強が行われ、MT比を1:1にしています。そのため悪天候時の空転が激しく、乗り心地の低下を招いています。
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製造期間 1994年〜1996年 制御装置 GTO-VVVF制御
編成数 8連:8編成
4連:6編成
モータ出力 120kW(1〜3次車)
180kW(4次車)
他社線乗り入れ区間 都営浅草線・京成線・北総線

※現在はほとんどの編成が白幕です。
601編成 602編成
603編成 604編成。2006年秋にロング化された
605編成 606編成。「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」として運用
607編成 608編成。ロング化された
651編成 652編成
653編成 654編成
655編成 656編成