京浜急行2000形   
1982年に登場した旧600形に代わる新たな快特専用車です。
車体は2扉オールクロスシートで、車両中央を境に座席が向かい合う集団見合い式配列となっています。そのため転換はしません。
また、少ないドア数でダイヤを維持するため、京急発の両開きドアを採用。ドア付近は乗務員が遠隔操作できる補助席を設け、混雑緩和に役立っています。
塗装は京急800形で採用された窓周りが白く塗装されているものが採用されました。
1992年からは京急版ホームライナーの「京急ウィング号」が運転を開始しました。1995年からは快特で120km/h運転を開始。2000形の高速性能が遺憾なく発揮されています。

特別料金不要ながらグレードの高い内装で乗客からは好評でしたが、1998年に2100形が登場し、2000形は3扉通勤車に改造されました。
車端部を除きオールロングシートになり、車体中央に両開きドアが増設されました。また、塗装が1500形などと同等の塗装に改められ、2扉車の面影は姿を消しました。

現在は8連がラッシュ時の優等列車に、4連はラッシュ時の増結車のほか、羽田空港直通運用などに就いています。
  
 
製造期間 1982年〜1987年 制御装置 界磁チョッパ制御
編成数 8連:6編成
4連:6編成
モータ出力 120kW

 
2011編成 2021編成
2031編成 2041編成
2051編成。現在は白幕 2061編成
2411編成 2421編成
2431編成 2441編成
2451編成 2461編成