JR東日本E501系   
1995年に登場した交直流対応の車両。
209系をベースとしており、常磐線中距離電車としては初めての4扉車両となりました。
制御装置にはジーメンス製のインバーター制御装置を搭載したため、起動時、停止時に音階が鳴ります。また、出力を向上したため120km/h運転に対応しています。
車内・車体は209系と同じで、オールロングシート配置です。
また、交直流の切り替えが初めて自動化されているため、デットセクション走行中でも照明が消えません。これは、後に登場したE531系にも活かされています。

15両編成が4編成製造されましたが、2006年までトイレを設置していなかったため土浦以北へ営業運転することはなく、運用が限定されていました。2007年以降は水戸線へ転属する予定です。
  
製造期間 1995年・1997年 制御装置 GTO-VVVF制御
製造数 60両 モータ出力 120kW
使用路線 常磐線、水戸線