JR東日本E217系    
1994年に登場した横須賀・総武快速線用の車両です。
当時横須賀線で活躍していた113系が置き換え時期に達したため、混雑緩和をかねて導入されたものです。
209系をベースに、側幅を広げています。近郊型の車両であるものの、側面扉数は4つで、ラッシュ時の乗降時間短縮を図っています。
横須賀線や、成田空港乗り入れ列車という路線事情から、2階建てグリーン車を連結しています。2005年頃から各座席の天井部にSuica読取装置を設置しています。

E231系が登場したため今後の製造はありませんが、2006年には東海道線仕様の車両が登場し、活躍の場を広げています。
 
製造期間 1994年〜1999年 制御装置 GTO-VVVF制御
製造数 745両 モータ出力 95kW
使用路線 横須賀線、総武本線、東海道線
 
 
E217系の車内。一部車両にクロスシートを配置。 運転台。計器盤が寝ている。
2006年3月に登場した東海道線仕様。
横須賀線で使用された3編成の帯色を変更した。15両で運用。