JR東日本キハ110系   
旧型気動車を置き換えるため1990年に登場した車両です。
ボルスタレス台車など、車体の軽量化をはかり、高出力エンジンを搭載したため、209系などと同等の加速力を誇ります。
また、電気指令式ブレーキの採用により、乗務員の取り扱いが簡便になっています。

車内設備は番台ごとに異なります。
0番台は急行「陸奥」などで使われるため、回転クロスシートを配置。現在は山田線の快速「はまゆり」で運行されています。
100、150、200番台はセミクロスシート配置です。一部車両は窓に面して座れるよう、座席が回転します。
300番台は特急「秋田リレー号」で運転されたため、0番台をベースにデッキ設備を追加したものです。現在は200番台に編入されています。

現在、東日本管内の非電化路線で運行されています。首都圏では八高線高麗川〜高崎間で乗車可能です。
  
製造期間 1990年〜1997年 定格出力 420PS/2000rpm
使用路線 八高線、北上線、磐越西線、飯山線、陸羽東線、陸羽西線など
   

水郡線の車両。仕様が揃えられているため、どの線へも乗り入れ可能。ワンマン運転可能。

八高北線の車両。急勾配のある路線では、高出力エンジンは必須。ワンマン設備を完備。