JR東日本
719系
1989年に従来の急行型電車を置き換えるために登場した交流近郊型電車です。
車両デザインは211系を基本としていますが、側面窓の配置が異なります。
性能は211系と同じですが、抑速ノッチやワンマン運転装置、2両編成であることが211系と異なります。車内は京急2000形などで採用された集団見合い式固定クロスシートで、JR東日本の一般型電車としては破格のサービスといえます。
0番台が黒磯〜一ノ関間の東北本線、仙台〜山形間の仙山線で活躍するほか、台車が標準軌の5000番台は山形新幹線との併用区間である山形線の運用に入っています。
製造期間
1989年〜1992年
制御装置
界磁添加励磁制御
製造数
108両
モータ出力
120kW
使用路線
東北本線、仙山線、山形線
仙台〜福島間を結ぶ快速「仙台シティラビット」。平日3往復、休日6往復の運転で、ヘッドマークが取り付けられている。
山形線で活躍する5000番台。新幹線と同じ標準軌であるため、山形線以外への乗り入れはできない。
運転台。211系などとあまり変わらない。