JR東日本583系  
昼行、夜行の両方に対応した列車です。そのため、特急電車でありながら寝台設備を有します。
運転台の下に貫通扉を配するデザインは583系で初めて採用され、485系や183系に受け継がれています。
しかし、1日中使用される過酷な運用から老朽化が早期に進み、オイルショックと重なったため、1980年代から583系を使用する列車が減少しました。
現在は、JR西日本が寝台急行「きたぐに」で唯一の定期運用を行うほか、JR東日本では波動輸送用として秋田と仙台に在籍しています。
仙台の車両は老朽化していた内外装を徹底的に修繕工事が行われましたが、秋田の車両は保留車であるため、ボロボロの姿で臨時列車に入る姿が見られ、3両が廃車となり6両編成に再組成される予定です。
 
登場年 1968年 所属 秋田車両センター
仙台車両センター
主な列車 「ムーンライト仙台など 最高速度 120km/h