JR東日本215系  
1992年に登場した新しいコンセプトの車両。
オール2階建て車体、片開き2ドア、オールクロスシート配置など、従来の近郊型電車とはまったく異なります。
先頭車を除き2階建て車両となり、着席チャンスの増加を図っています。車体は211系の2階建てグリーン車をベースとしています。
性能は211系と同じ界磁添加励磁制御で、120km/h運転に対応しています。

10両編成が4編成製造されましたが、2扉車で乗降に時間がかかることから遅延が頻発し、現在では朝のライナー運用や、ホリデー快速の運用のみに就いています。
    
製造期間 1992年〜1993年 制御装置 界磁添加励磁制御
製造数 40両 モータ出力 120kW
使用路線 東海道線
   
 
網棚が車体と平行に取り付けられている。修学旅行電車の157でも見られた形態。