JR東海・JR西日本117系  
京阪神間の新快速でで使用されてきた153系を置き換えるために登場した車両です。
並行する阪急・京阪とのサービス競争のため、2扉転換クロスシートで、115km/hでの営業運転が可能です。
1982年には名古屋地区へも導入されました。もともとは関西地区専用の車両でしたが自動車や豊橋〜岐阜で競争関係にある名鉄対策として導入されたものです。
民営化後もしばらくは第一線で使用されましたが、関西地区では1989年から221系への置き換えが始まり、現在は岡山地区の山陽本線や紀勢本線、和歌山線などに転属されています。
JR東海の車両も2扉で乗降に時間がかかりすぎることや120km/h運転ができないことから第一線からは退き、ラッシュ時間帯のみに使用されています。
 
製造期間 1979年〜1986年 制御装置 抵抗制御
製造数 216両 モーター出力 120kW
在籍数 JR西日本:144両
JR東海:72両

 
JR東海の車両はアイボリーの車体に橙の帯。