JR東日本・東海115系  
113系の山岳線対応バージョンで、1963年に登場。
耐寒耐雪設備、抑速ブレーキ、半自動ドアの装備が113系との主な相違点です。
また、塗り分けが113系と異なることから、容易に判別可能です。
車内設備は113系とほぼ共通で、ボックスシートを基本としたシート配置になっています。(一部ロングシートに改造された車両も)

宇都宮線、高崎線、信越本線、中央本線、湘南新宿ラインなど多数の路線に投入され、2000両以上が製造されましたが、新型車両に置き換えられ、宇都宮線、高崎線、湘南新宿ラインではE231系に置き換えられ、惜しくも引退しています。
JR東海でも中央線や関西本線に投入された車両が313系に置き換えられています。残る車両も老朽化が激しく、今後の動向が注目されます。
  
製造期間 1963年〜1983年 制御装置 抵抗制御
製造数 1921両 モータ出力 120kW
現在の使用路線 上越線、信越本線、中央本線など
 
JR東海の車両。313系などによって置き換えられる見通し。 ラッシュ時はつらいが長時間乗車するときはこのシートが快適。