鉄道写真館

東急 8500系
8000系の出力強化版・東急新玉川線、地下鉄半蔵門線乗り入れ対応車として1975年に登場しました。
8000系をベースとし、モーターの出力強化、種別表示窓の追加などが行われています。基本設計は8000系と共通なので一時期、8000系の中間車が連結されていたことがあります。400両が製造されました。
田園都市線・大井町線で使用されていますが、田園都市線の車両は2020系の登場により徐々に廃車が進行しています。
製造期間 1975年〜1991年
製造数 400両
制御装置・
モーター出力
界磁チョッパ制御
130kW
運用区間 田園都市線、大井町線、半蔵門線、東武線(久喜・南栗橋-押上)
その他画像 

伊豆急行8000系と同一のカラーで「伊豆のなつ号」として運行されている8514F。
田園都市線用の8500系としては最古参の編成です。

大井町線で使用されていた8639F。
大井町線に転属してきた2000系に置き換えられたため、2018年に廃車となりました。

一方で、2018年時点では未だ多くの編成が田園都市線・半蔵門線・東武スカイツリーラインの直通運用に使用されています。
大井町線の車両は赤〜黄色のグラデーション帯となり、種別がフルカラーLEDになっています。
田園都市線ではまだ半数ほどが8500系で、5000系に6ドア車が3両連結されていることから、着席ニーズの高い日中の運用に多数入っています。
   8634Fは側面にも赤帯が巻かれており、車内にはLED表示器と自動放送が装備されています。
側面の行先表示はフルカラーLEDとなっています。
自動放送は東京メトロ・東武線内でも対応しています。
8637FもかつてTOQ-BOXの装飾がされており、この編成のみ青帯となっています。
この編成も、自動放送と車内LED表示器が設置されています。