鉄道写真館

東武 30000系
・概要
1997年に登場した半蔵門線・東急田園都市線直通用車両です。実際に地下鉄に乗り入れたのは2003年ですが、東武初のワンハンドルマスコン装備車であるため,、乗務員の習熟等の事情から、乗り入れ開始6年前から製造されました。実際に直通運用される際は10両で運用されるのに6+4両の編成を組むのはそのためで、半蔵門線乗り入れ開始前には10000系などと連結し、伊勢崎線や日光線の運用に就いていました。
2003年の直通開始以後は半蔵門線直通運用に使用されていましたが、中間運転台の存在が他社線に於いて問題となったそうで、2006年には後継車の50050型が早くも登場し、30000系は2編成を残し地下鉄乗り入れ運用から撤退しました。
その後は伊勢崎線の区間準急等で使用されていましたが、2010年に31601編成と31401編成が10両固定編成化改造を受け、東上線へ転属されました。以後も改造・転属が続けられ、現在は半蔵門線直通用に2編成、残りがの13編成が東上線で使用されています。
・運用
31606編成+31406編成、31609編成+31409編成は地下鉄半蔵門線直通対応車で、原則として地下鉄直通運用に入ります。
その他の編成は10両固定編成化された上で、東上線で使用されています。


 
製造年 1996年〜2003年
製造数 150両
制御装置・
モーター出力
VVVF制御
190kw
運用区間 伊勢崎線(押上-久喜)
日光線(動物公園-南栗橋)
東上本線(池袋-小川町)
地下鉄半蔵門線
東急田園都市線
その他の画像
31601+31401F
東上線へ最初に転属された編成です。
 31606F+31406F
2019年現在も地下鉄半蔵門線直通用として使用されています。

30000系編成表
10両固定編成
31601 32601 33601 34601 35601 36601 31401 32401 33401 34401
31602 32602 33602 34602 35602 36602 31402 32402 33402 34402  
31603 32603 33603 34603 35603 36603 31403 32403 33403 34403
31604 32604 33604 34604 35604 36604 31404 32404 33404 34404
31605 32605 33605 34605 35605 36605 31405 32405 33405 34405
31607 32607 33607 34607 35607 36607 31407 32407 33407 34407  
31608 32608 33608 34608 35608 36608 31408 32408 33408 34408
31610 32610 33610 34610 35610 36610 31410 32410 33410 34410
31611 32611 33611 34611 35611 36611 31411 32411 33411 34411
31612 32612 33612 34612 35612 36612 31412 32412 33412 34412  
31613 32613 33613 34613 35613 36613 31413 32413 33413 34413  
31614 32614 33614 34614 35614 36614 31414 32414 33414 34414  
31615 32615 33615 34615 35615 36615 31415 32415 33415 34415
6両編成(半蔵門線直通車) 4両編成(半蔵門線直通車)
31606 32606 33606 34606 35606 36606 31406 32406 33406 34406
31609 32609 33609 34609 35609 36609 31409 32409 33409 34409