鉄道写真館

東京メトロ 7000系
有楽町線用に1974年から製造された車両で、車体構造・各種機器等を6000系と共通化させています。
外見上の違いとしては、前面非常扉上の小窓がありますが、これは西武線直通時に種別幕を設置するためのものとして用意されたものですが、西武線直通時に方向幕がLED化されたため使用されることはありませんでした。
2008年に副都心線が開業すると、ATOワンマン運転対応化工事を受け、ラインカラーを変更された上で副都心線への乗り入れにも対応しました。また、副都心線では各停を中心に8両編成の運用が存在することから一部を除き8両化されています。2013年からは新たに東急東横線・みなとみらい線への乗り入れを開始しています。
34編成製造され、このうち13編成が10000系に代替され廃車となっています。副都心線対応工事を受けて運用されている車両も2020年度より順次、17000系によって代替される予定です。
製造年 1974年〜1989年
製造数 340両
制御装置・
モーター出力
チョッパ制御・VVVF制御
145kw・155kw・160kw・165kw
運用区間 有楽町線・副都心線・東武東上線・西武池袋線・東急東横線・みなとみらい線
その他の車両

副都心線開業までは、10両編成が基本でしたが多くの編成が8両化されたため、2020年4月現在、10両編成は6本のみとなっています。

8両編成化された編成は、先頭部に「8CARS」のステッカーを掲示しています。

第28編成はなぜか車番が下寄りに表記されています。
有楽町線開業時から2008年まではラインカラーである黄色一色の帯でした。
写真の編成は副都心線対応工事を受けることなく廃車となっています。