鉄道写真館

西武 6000系
西武有楽町線開業・地下鉄有楽町線直通用に製造された車両です。
「黄色い電車」というイメージが定着していた西武ですが、ステンレス車両となり、帯色は青となったことで、従来の西武のイメージを一新しました。
2006年〜2013年にかけて、副都心線および東急東横線への直通運転に対応させるため、運転機器を改造し、前面を白色とし、行先表示は字幕からフルカラーLEDの行先表示装置に交換する更新工事が施されています。この改造は、新宿線で使用されている初期の2編成を除くすべての編成に施されました。後年になり車内にLCD案内装置の設置も行われています。
また、VVVF装置についても日立製のGTO素子から三菱製のフルSiC素子のものに更新されています。
現在は初期の2編成が新宿線に、その他の編成が池袋線系統で使用されています。
地下鉄直通の主力車両であり、元町・中華街、新木場〜飯能へのロングラン運用をはじめ、広範囲で運用されています。
製造年 1992年〜1998年
製造数 250両
制御装置・
モーター出力
VVVF制御
155kw
運転路線 池袋線・有楽町線
新宿線・拝島線
地下鉄有楽町線・副都心線
東急東横線・みなとみらい線
その他の編成
1996年以降に製造された車両は車体がアルミ化され、6050番台に区分されています。

地下鉄直通の主力車両ですが、池袋発着の列車にも使用されます。
西武線内の運用では運行番号は非表示となります。
初期に製造された6001F、6002Fは副都心線対応改造が行われず、登場当時の姿を保っています。