鉄道写真館

高松琴平電鉄 1200形

もと京急700形で、2003年から2006年に導入されました。琴電初の4扉車となりました。
京急700形は2M2Tの4両編成でしたが、2両編成に短縮するにあたり運転室側の台車の電装解除や、高松築港寄りのパンタグラフの撤去などの改造が行われています。また、ブレーキ装置とマスコンは旧型車との併結に対応できるように旧型車と同じものに交換されています。
京急では低速域での加速性能の悪さから中途半端な存在でしたが、ことでんでは割と好評のようで、11編成22両が導入され、琴平線、長尾線で使用されています。


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長尾線の車両と琴平線の車両は車体の塗装色が異なるため運用が完全に分離されています。
 1255-1256の編成は全面広告車として使用された時期があり、車体色が青緑一色で塗装されています。
なお、長尾線の車両は放送装置の仕様が異なるためか、琴平線の車両と車番が連続しておらず、1251〜付番されています。
※1215-1216は琴平線からの転用
琴平線の1209-1210は2019年9月現在、綾川町の広告車両として運用されています。
 種車となった京急700形。
ラッシュ時の収容力を重視した4扉車両でしたが、低速域での加速度が低く、普通では使いづらく、座席数が少ないので日中の快速特急・特急で使いづらい車両でした。
1980年代以降は主に大師線を中心に運用されていました。

画像の737号も琴電入りを果たし、琴平線の1210号車として活躍しています。