鉄道写真館

JR四国 2600系
2000系の置き換え用として2017年に2両編成×2編成製造された形式です。
メンテナンスコストの抑制のため、振り子車体ではなく、8600系やJR北海道のキハ261系のような、空気バネを使用した車体傾斜装置を採用しています。
2000系では貫通型と非貫通、2種類の先頭車がありましたが、本形式では運用の柔軟性を重視し、全車貫通型の先頭車となっています。

2000系を本格的に置き換えるべく、土讃線での試験走行を行ったところ、急カーブが連続する線形に対して、車体傾斜装置で消費される空気容量が不足する問題が生じたため、2600系は量産が中止となりました。以後の製造は振り子式の2700系に移行し、2600系は2編成のみの少数勢力となっています。