鉄道写真館

JR北海道 キハ183系
老朽化が進むキハ80系の置き換えを目的とした車両で、キハ183系の登場によってキハ80系が定期運用から撤退しました。
初期の車両は485系にやや似た形状の非貫通の先頭デザインでしたが、国鉄末期の1986年からは先頭デザインを大幅に変更し、パワーアップした500番台が登場。民営化後には、ジョイフルトレインや130km/h運転対応工事が行われました。
現在は老朽化の進行から初期の車両を中心に廃車が進行しており、非貫通の車両は「オホーツク」のみで見られます。
製造期間 1981年〜1991年
定格出力 550PS/2000rpm
おもな愛称 北斗、オホーツク、サロベツ
その他の画像
1980年〜1983年に製造された0番台。
基本デザインは国鉄特急そのものですが、雪の付着を防ぐため独特の角ばった形状になっています。
1985年に中間車を改造した先頭車で、100番台を名乗ります。
改造された先頭車は500番台を先取りしたような貫通型で、4両改造され、2015年9月現在、1両のみ残存しています。
札幌・函館間の「北斗」に使用される車両です。
130km/h対応車両もありますが、現在は最高120km/hで運用されています。
ジョイフルトレインの「ニセコエクスプレス」です。
冬季はニセコへのスキー列車、夏季は富良野へのラベンダー観光列車に使用されています。
日本ハムファイターズが札幌に移転してきた一時期は、ファイターズ列車として運行されていました(下画像)
「旭山動物園号」に使用される専用編成で、2007年より運行されています。
現行の塗装は2013年夏季にリニューアルされた2代目です。
[旧コンテンツ]キハ183系のいろいろ
貫通運転台をもつ500番台。
旭山動物園号(初代)

国鉄時代の塗装を復元された編成。

「ノースレインボーエクスプレス」

「ニセコエクスプレス」はファイターズのラッピングが施されている。

「クリスタルエクスプレス」は展望席が特徴的。
2階建て車両も連結している。

こちらはコンサドーレ号。2002年に運行。