鉄道写真館

JR東日本 701系
1992年に登場した、新たな交流型一般電車です。車体は209系と同じ軽量ステンレス車体でドア数は3つで、前面に貫通扉があります。
長距離運用も多い中で、座席配置は基本的にロングシート配置となっているため、青春18きっぷ利用者からの評判はあまり良いものではありません。
VVVF装置にはパワートランジスタ素子の制御装置を採用し、VVVF装置更新前の209系によく似た走行音を発します。ただし、現在はE721系同様の制御装置に順次更新されています。
黒磯以北の交流電化路線で幅広く見られます。
製造期間 1992年〜1999年
製造数 227両
制御装置・
モーター出力
VVVF制御
125kW
使用路線 東北本線、仙山線、山形線、奥羽本線、八戸線、田沢湖線など
その他の画像
仙台支社の車両(100・1000番台)はラインカラーが緑で、2両編成と4両固定編成が配置されています。
東北本線の黒磯-一ノ関、常磐線、仙山線で使用されており、運用区間が広範囲に及んでいます。
   盛岡支社の車両(1000番台)は、ラインカラーが紫の2両編成のみで、運用区間は一ノ関−盛岡−いわて沼宮内までの運用です。
   秋田地区の車両はラインカラーがピンクで、2両編成と3両編成が配置されています。
車内はロングシートが基本ですが、一部にセミクロスシートへ改造された車両も存在します。
   田沢湖線用の5000番台です。
田沢湖線は秋田新幹線開業に伴い標準軌化されたため、専用の車両で運用されています。
ラインカラーがやや薄いピンクに変更され、尾灯が上部に移設されたことで判別可能です。
このほか、山形線用の1500番台も存在し、ラインカラー以外の見た目はあまり変わりません。