鉄道写真館

JR東海 117系
京阪神の新快速用として1979年に登場した117系ですが、1982年には「東海ライナー」の愛称で中京地区に導入されました。
当初は6両編成で、東海道本線・中央本線で使用されていましたが、のちに先頭車のみ製造し、中間電動車を捻出の上4両編成に組み替えられています。
JR発足後はより高性能な211系・311系・313系の登場により、徐々に運用が減少し、2000年代には閑散区間の普通列車での運用が中心となっていました。2010年には「そよかぜトレイン117」という観光列車用に、一部車両の扉に柵を取付の上、走行中も解放して自然風を感じることのできる車両が登場しました。飯田線や御殿場線で運用されました。
一般の車両は2013年をもって定期運用を終了し、そよかぜトレイン117も2014年に廃車となったため、JR東海の117系は全廃となりました。
登場年 1979年
製造数 57両
使用路線 東海道本線・中央本線・飯田線ほか