京成AE形 “スカイライナー”
2010年7月の「成田スカイアクセス線」開業と同時に登場した3代目スカイライナー車両です。
成田スカイアクセス線では最高速度160km/hで運転するため、AE100形では対応できず新形式登場となったものです。
内外装のデザインを山本寛斎氏が担当し、車内アナウンスのチャイムやミュージックホーンは向谷実氏が担当しています。
前世代のAE100形は地下鉄直通を考慮し貫通構造とされていましたが、都営浅草線や京急線への直通運転の予定がないので、AE形は非貫通構造としています。
在来線最速の160km/h運転を誇り、日暮里〜成田空港間を最速36分とスピードアップし、ライバルの「成田エクスプレス」に対し料金だけでなく所要時間でも勝っています。
なお、京成本線ルートで走行する「モーニング/イブニングライナー」も全列車AE形での運転となりました。年始には成田山への初詣輸送のため京成本線経由の「シティライナー」が運行されています。
製造期間 2010年・2019年
製造数 8連:9編成
制御装置・
モーター出力
VVVF制御・
175kw
営業最高速度 160km/h
使用列車 スカイライナー(上野-(成田スカイアクセス線経由)-成田空港
モーニングライナー・イブニングライナー(上野-(京成本線経由)-成田・成田空港