京成3400形
1993年〜1995年にかけて初代AE形を改造させ登場した車両です。
AE形の足回りはそのままに、3700形ベースの鋼製車体に載せかえられています。そのため、車内設備や窓配置など、車体の材質以外は3700形に合わせています。
特急形の名残で、回生ブレーキの失効速度が若干高めです。
車両性能の関係で成田スカイアクセス線への乗り入れには対応していませんが、北総線・京急線への直通運転は可能です。
3700形は方向幕を全車LED表示器に交換しましたが、3400形は方向幕を継続使用しています。2019年頃から従来「京成」を略していた行先表示の駅名を「京成○○」と正式表記するようになりましたが、3400形の方向幕はまだ省略形が使用されているようです。

流用品の足回りが経年40年を超えており、今後3100形によって置き換えられることが予想されます。

改造期間 1993年〜1995年
製造数 8連:5編成
制御装置・
モーター出力
界磁チョッパ制御・
140kw
営業最高速度 110km/h
運用区間 京成線・北総線・芝山鉄道・都営浅草線(全線)
京急線泉岳寺〜羽田空港間
3400形その他の編成

京成上野発の快速宗吾参道行は1日1本のみの列車だそうです。

2020年現在も地下鉄直通運用に充当されます。