鉄道写真館

東京メトロ 8000系
半蔵門線用の車両で、半蔵門線開業から3年後に営業運転を開始しました。
同時期に製造されていた6000系、7000系がベースとなっていますが、東急田園都市線を高速で走行するため、6000系よりは高速寄りの足回りとなっています。チョッパ制御車はリミッターを搭載しているため100km/h以上の走行は不可能でした。
初期の車両は6両・8両で落成していますが、1994年までに新造中間車を連結し、10両編成で使用されています。
2005年から改修工事が開始され、LED案内表示機の設置、VVVF制御への改造が行われています。2010年以降に改修工事を受けた車両は、LCD案内装置を装備しています。2014年度以降は改修を受けた車両に対しても行先表示器のフルカラーLED化、LED案内表示機のLCD(コイト電工「パッとビジョン」)化などが追加で行われています。
2021年度以降、18000系によって代替が開始される予定です。
製造年 1980年〜1994年
製造数 190両
制御装置・
モーター出力
チョッパ制御・VVVF制御
160kw・165kw
運用区間 半蔵門線、東武伊勢崎・日光線、東急田園都市線
その他の車両

田園都市線を走行する8000系。近年行先表示器がフルカラーLED化されています。

東武スカイツリーラインを走行する8106F。8両、10両編成への増強が段階的に行われた結果、1次車・2次車・6次車で組成されています。6次車となる6・7号車は車体構造や内装が異なります。