鉄道写真館

JR北海道 キハ40系
北海道のキハ40系は、北海道特有の2重窓、片開き扉、デッキの設置など、本州のキハ40系とは大きく異なります。
民営化と同時に、157両がJR北海道に引き継がれ、13両が宗谷本線の急行用にエンジン換装、リクライニングシートの設置が行われ、キハ400系となりました。その他の車両も塗色変更、エンジンの換装、ワンマン運転対応工事が実施されました。
現在も、道内各線で使用されています。
製造期間 1977年〜1982年
在籍数 154両
定格出力 220PS
使用路線 道内各線
その他の画像
道内のキハ40系はほぼ全てがワンマン運転に対応しています。
ワンマン対応を示す700番台を基軸に、多数の派生番台が発生しています。
釧網本線で使用されている車両です。
  1700番台は700番台の延命化改造車で、エンジンの換装や、車内設備の更新が行われています。
日高本線用の350番台です。700番代をベースに、エンジンの換装と塗装変更が行われています。

日高本線の運休により、室蘭本線でも使用されています。
 学園都市線で使用されていた330番台。
キハ40系として製造され、1988年に急行用のキハ400系に改造され、急行列車廃止によってキハ40系に戻ってきた経歴を持つ車両です。
車内は2ドア車ながらオールロングシートで、デッキは撤去されて、半自動ドア対応化改造が行われています。
学園都市線の電化で運用を失い、ほとんどの車両が廃車となっています。一部は海外譲渡されています。