鉄道写真館

JR北海道 キハ283系
キハ281系の後継車で、1995年に試作車が製造され、1997年より営業運転を開始した形式です。
主に釧路方面の「スーパーおおぞら」のスピードアップを目的としており、高出力エンジン、振り子機構を採用しています。キハ183系使用の列車と比べ、所要時間の大幅短縮を達成しています。
54両製造され、130km/h運転に対応し、函館方面の「スーパー北斗」や帯広発着の「スーパーとかち」にも使用され、JR北海道を代表するディーゼル特急車両となりましたが、2013年に発生した脱線火災事故の影響や、キハ261系の増備により、現在は「スーパーおおぞら」や、臨時特急列車の運用に縮小しています。

製造年 1995年〜2001年
定格出力 355PS/2100rpm
おもな愛称 スーパー北斗・スーパーおおぞら・スーパーとかち
その他の画像
特急「スーパーおおぞら」では増結が行われることが多く、中には先頭車を2両連続で連結されることもあります。
需要の高い「スーパー北斗」「スーパーおおぞら」へ充当されるため、6両以上の長編成で組成されるイメージの高い形式ですが、
臨時特急列車では3両〜4両の短編成で使用されることもあります。
 函館線の「スーパー北斗」としても使用されていた車両ですが、臨時列車では「スーパー」の付かない北斗として運転されることがあり、専用のヘッドサインも用意されています。
2000年から2013年まで、帯広発着の「スーパーとかち」に使用されていましたが、キハ261系の増備により現在は運用を終了しています。