鉄道写真館

JR北海道 785系
1990年に営業開始した、JR北海道初のVVVF制御車です。130km/h運転を可能とし、道央自動車道開通に伴い大幅なスピードアップを実現した高速バスに対抗しています。
登場当初は4両編成でしたが、快速エアポート運転時にuシート車両の連結が行われたため、現在は5両編成になっています。
函館本線の「スーパーホワイトアロー」「スーパーカムイ」、千歳線・室蘭本線の「すずらん」「快速エアポート」で使用されていましたが、車両の老朽化などの原因で、2017年より廃車が開始されています。2017年9月時点では2編成使用されていますが、2018年度末までに全車引退となる予定です。
製造期間 1990年・2002年
製造数 37両
制御装置・
モーター出力
VVVF制御
190kW
主な列車 すずらん
普通列車(室蘭−東室蘭)
 
NE-3編成
すでに廃車・解体されています。
これは2007年頃、千歳線内での撮影で、「特急スーパーホワイトアロー・快速エアポート」として運行されていました。
 NE-502編成 
2017年9月時点では、NE-501編成とNE-502編成のみが営業運転しています。
NE-501編成とNE-502編成は、もともと2両編成だった車両を2本つないだもので、2号車と3号車には乗務員室跡が残っています。
乗務員扉は埋められて、車内側の窓ガラスが曇りガラスに交換されているため内部は見ることができませんが、運転台の機器などは撤去されているそうです。