鉄道写真館

JR北海道 733系
学園都市線の電化開業および711系置き換えを目的に2012年より製造されている車両です。
731系の設計思想が踏襲されており、デッキレス・ロングシートの3扉ステンレス車体ですが、床面高さを下げ、客室のステップを廃止しています。
当初3両編成のみで増備されていましたが、2014年には快速「エアポート」用として6両固定編成の3000番台が登場。4号車に指定席「ｕシート」を連結し、一般車はすべてロングシートとなったため、混雑が深刻な同列車の輸送改善を図っています。
3両編成は721系・731系と連結が可能で、連結面の床の高さは在来車に合わせているため貫通扉の使用も可能です。
2016年の北海道新幹線開業に合わせ、新函館北斗〜函館間のシャトル列車を走らせることになり、3両編成の1000番台が増備され、「はこだてライナー」として運行されています。
製造期間 2012年〜
制御装置・
ﾓｰﾀｰ出力		 VVVF制御
230kW
使用路線 函館本線（滝川〜小樽・新函館北斗〜函館）、
千歳線（札幌〜新千歳空港・苫小牧）
学園都市線（札幌〜北海道医療大学）
3両編成の初期の車両は種別・行先が3色LEDの表示器を使用しています。
2013年に増備された編成からは、種別・行先表示器がフルカラーLED化されています。
2014年に登場した、6両固定編成の3000番台。
4号車にｕシートを連結し、快速エアポート運用に対応しています。
快速エアポートの運用数に対しｕシート連結車のほうが多いため、快速エアポート運用と関係のない、函館線、学園都市線の普通列車などにも使用されています。
1000番台は2016年3月の北海道新幹線開業に合わせて製造されたもので、帯色がパープルとなっているなどの違いがあります。