駅務機器特集(1)
今回は京急の駅に設置されている自動券売機を取り上げます。

タッチパネル式自動券売機
すべての駅に設置されているタッチパネル式自動券売機。2001年12月から順次導入され、2002年3月までにすべての駅に設置されました。
すべての種類の紙幣の取り扱いが可能で、記名/無記名PASMO・パスネットカード、各種企画きっぷの発売も可能な多機能券売機となっています。
対人センサーが搭載されていて、旅客がいない場合は液晶ディスプレイの電源が切られます。
テンキーは目の不自由な方が自社線内の切符を購入するときに使用するものです。
カード挿入口に未入鋏のきっぷを入れることできっぷの払い戻しが可能ですが、いたずら防止のため通常は機能が切られています。
タッチパネル式自動券売機(定期券発券対応型)
こちらは定期券の発行が可能な券売機。各駅に最低1台配置されています。
定期券の発売ができるほかは青い券売機と変わりません。係員側の設定変更で定期券発券機能をオフにすることができ、4月など混雑する時期に定期券発売専用にすることができます。
あまり知られていないようですが、紙幣投入部には一度に何枚もの紙幣を投入することが可能です。
PASMOの利用開始から数日間は、初期画面がPASMO購入画面になっていましたが、数日で設定が切られています。
5月3日現在、PASMO定期の更新は係員側の操作が必要となっています。
PASMOチャージ機
品川駅連絡口に設置されているICカードチャージ機。2007年3月18日より使用が開始されました。
1000〜5000円と1万円のチャージが可能で、裏技を使うとモバイルSuicaのチャージもできるらしいです。
このチャージ機には欠点があり、おつりの紙幣が1枚づつ出てきます。ご利用の際には要注意。

この機械はチャージだけでなく履歴の印字も可能です。
京急ウイング号着席整理券発売機
品川駅に設置されているウイング号の着席整理券発売機。平日のみ稼動しています。
改札外、JR線連絡通路、3番線ホームに設置されています。
また、上部のディスプレイに各列車の空席状況が表示されます。発車間際には満席となることが多々あります。
自動精算機については、後日掲載します。




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